【弁護士警告】騙された!となる前に。探偵との契約トラブル実例30パターン

昭和時代のレトロな劇画風イラストによる警告ポスター。古びた紙の質感とセピア調の色合いが特徴。上部には大きな文字で「【弁護士警告】騙された!となる前に。探偵との契約トラブル実例30パターン」と書かれている。左側には、スーツを着て眼鏡をかけた真面目な表情の男性が「弁護士」の腕章をつけ、指を立てて注意を促すポーズで立っている。その右側には、探偵との契約に関する様々なトラブル事例を描いた30コマの小さな漫画イラストが並んでいる。各コマには「トラブル発生!」の赤いスタンプが押され、「1. 高額な追加請求!」「2. 調査せず報告!」「3. 解約金トラブル!」「9. 無許可業者!」「10. 証拠捏造!」など、具体的なトラブルの内容が番号付きで記されている。イラストでは、困り果てた依頼者と、強引な態度や不正を働く探偵の様子が描かれている。下部には「被害者にならないための知恵!契約前に必ず確認!」という横断幕があり、右下には「昭和法律相談所発行」というスタンプ風の文字がある。 探偵・興信所の選び方
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「真実を知りたい」という切実な思いにつけ込む、悪質な探偵業者が存在します。
消費者センターや弁護士のもとへ「見積もりと桁違いの請求」「解約時の脅迫」「調査放棄」など、深刻なトラブル相談が日々数多く寄せられています。

これらは決して他人事ではありません。
契約前に「どんな落とし穴があるか」を知っておくことが、あなたのお金と心を守る唯一の盾となります。

本記事では、金銭トラブルから違法行為まで、実際に起きた30の事例を厳選しました。
契約書にサインするその前に、先人たちが踏んでしまった「地雷」の場所を確認し、後悔しない選択にお役立てください。

<strong>マダム・ホー</strong>
マダム・ホー

弱っている人間の懐(ふところ)を狙うのは、詐欺師の常套手段よ。……ここにあるのは作り話じゃない、あなたの身にも起こりうる『地獄』の実話よ。

カテゴリー①:金銭・料金トラブル(最も多い相談)

「見積もりと全然違う!」「こんなにお金がかかるなんて聞いていない」という、請求額に関するトラブルです。

No.トラブル事例(金銭編)具体的な手口・状況
1青天井の追加請求「状況が複雑になった」と言われ、調査後に見積もりの2倍以上の金額を請求された。
2謎の「経費」水増しガソリン代や車両費として、実際の相場とはかけ離れた高額(1日5万円等)を計上された。
3解約時の全額請求調査開始の3日前に解約を申し出たら、「契約金額の100%」をキャンセル料として取られた。
4成功報酬の解釈不一致「浮気相手と接触した」だけで成功とみなされ、証拠(ホテル出入り)がないのに成功報酬を請求された。
5「空振り」でも満額請求対象者が家から一歩も出なかった日も、調査員が待機していたとして通常料金と経費を請求された。
6クレジット契約の強要「今契約しないと高くなる」と個室に軟禁され、消費者金融やカードローンをその場で契約させられた。
7着手金の持ち逃げ着手金を振り込んだ直後から連絡が取れなくなり、事務所に行ったらもぬけの殻だった。
8キャンペーン価格の罠「調査料半額」と聞いて契約したが、報告書作成費や機材費などのオプションが異常に高く、総額は相場以上だった。

【カテゴリ①トラブル回避!】弁護士が教える予防策

金銭トラブル回避の鉄則は、すべてを契約書に「明記」させることです。
口約束は無効と心得てください。

  1. 総額と経費の上限: 「見積もり以上の追加請求はしない」という一文を入れ、経費(ガソリン代等)にも上限額を設定させてください。
  2. 成功の定義: 成功報酬型なら「不貞の証拠写真が撮れた時点で成功」など、具体的条件を記載しましょう。
  3. 解約ルール: キャンセル料が「契約直後」から発生するのか、「調査前日」なのか、料率は何%かを必ず確認してください。

契約書の内容で不明な点があれば、あなたが納得できるまで説明させるべきです。そして、その内容を記録化しておかなければ言った・言わないの水掛け論になります。

【水掛け論を回避するために】

  • 説明内容を契約書に加筆してもらう。
  • 説明内容をメールで送ってもらう。
  • 説明内容を録音しておく。

少しでも説明が曖昧な業者は避け、複数社で相見積もりを取ることが最大の防御策です。

カテゴリー②:調査品質・能力不足(プロ失格)

「高いお金を払ったのに、素人以下の仕事しかしていない」という、探偵のスキル不足によるトラブルです。

No.トラブル事例(品質編)具体的な手口・状況
9開始5分で見失う尾行開始直後に信号や曲がり角で対象者を見失い、その日の調査が終了(料金は発生)。
10写真が真っ暗・ピンボケ夜間の撮影機材が貧弱で、写真が暗すぎて誰の顔か全く判別できず、裁判で証拠にならなかった。
11人違いの調査全く別人を対象者だと勘違いして尾行し、無関係な人の行動記録を報告された。
12現場に行っていない(エア調査)「対象者は動きませんでした」と報告されたが、実は調査員は現場に行かず、適当な報告を作っていた(GPSデータとの矛盾で発覚)。
13調査員が1名のみ「2名体制」と契約したのに、実際は1名しかおらず、トイレや張り込みの交代ができずに失敗した。
14機材トラブルでの失敗「カメラの電池が切れた」「SDカードがいっぱいだった」という信じられない理由で、決定的瞬間を撮り逃した。
15報告書がテキストのみ写真や動画が一切なく、「〇時〇分 ホテルに入った」という文章だけの報告書を渡された(証拠能力ゼロ)。
16古い情報の使い回し過去の調査データを日付だけ変えて、さも今回調査したかのように偽装報告された。

調査品質のトラブルを防ぐ鍵は、契約前に**「実力」と「稼働内容」を可視化させること**です。

【カテゴリ②トラブル回避!】弁護士が教える予防策

  1. サンプル報告書の確認: 必ず契約前に見せてもらいましょう。
    夜間の暗い場所でも顔が鮮明に写っているか、行動記録が分刻みで詳細かを確認し、機材力とスキルを見極めます。
  2. 最低2名体制の確約: 「ベテランだから1人で大丈夫」は危険信号です。
    運転中やトイレ時の見失いを防ぐため、必ず複数名での調査を条件にしてください。
  3. 調査状況の画像の要求: 調査人員&調査場所などの写真を撮影してもらい、調査状況を報告することを要求してください。
    「現場に行かず嘘の報告をする(エア調査)」を物理的に防ぐ、最も有効な手段です。

カテゴリー③:契約・法律違反(犯罪リスク)

探偵側が法律を無視したり、強引な契約を結ばせたりする悪質なケースです。

No.トラブル事例(契約・法編)具体的な手口・状況
17クーリングオフ拒否カフェや自宅で契約した(訪問販売扱い)のに、「探偵業はクーリングオフできない」と嘘をついて解約を拒否された。
18重要事項説明なし法律で義務付けられている「重要事項説明書」の交付や読み合わせがなく、いきなり契約書にサインさせられた。
19調査対象への発覚(バレる)尾行が下手すぎて対象者に気づかれ、対象者が激怒して依頼者(あなた)に詰め寄ってきた。
20住居侵入・違法行為証拠欲しさにマンションの敷地内や庭に不法侵入し、警察沙汰になった。
21ストーカーへの加担依頼者がDV加害者やストーカーであることを確認せず(または黙認して)調査し、事件に発展した。
22別れさせ工作の詐欺「絶対に別れさせる」と違法な工作(別れさせ屋)を請け負い、高額な料金を取っただけで何もしなかった。
23契約書の書き換え依頼者が保管していた契約書の控えと、業者が持っている契約書の内容(金額など)が勝手に書き換えられていた。

【カテゴリ③トラブル回避!】弁護士が教える予防策

法律違反や犯罪リスクを回避する鉄則は、「法令順守(コンプライアンス)」の徹底確認です。

  1. 探偵業届出番号の確認: HPや事務所に掲示があるか必ず確認してください。無許可営業は論外です。
  2. 重要事項説明の有無: 契約「前」に必ず「重要事項説明書」の交付と説明を受けましょう。これを省いて契約書のみ迫る業者は、探偵業法違反の悪徳業者です。
  3. 違法提案の拒否: 「絶対に別れさせる」「盗聴器を仕掛ける」など、違法行為を提案されたら即刻断ってください。依頼したあなたも「共犯」として罪に問われるリスクがあります。

カテゴリー④:人間関係・恐喝・その他(最悪のケース)

調査終了後や、調査中に起きる「人としてのモラル」に関わるトラブルです。

No.トラブル事例(モラル編)具体的な手口・状況
24対象者への恐喝(二重スパイ)浮気の証拠をつかんだ後、依頼者だけでなく浮気相手にも接触し、「バラされたくなければ金を出せ」と恐喝した。
25データの横流し・流出調査で得た個人情報やプライベートな写真を、ネット上に流出させたり、名簿業者に売却したりした。
26報告書の引き渡し拒否お金は全額払ったのに、「まだ追加経費の計算が終わっていない」などと難癖をつけて報告書を渡さない。
27脅迫まがいの取り立て支払いが少し遅れただけで、職場や実家に電話をかけたり、大声で怒鳴りつけたりした。
28性的関係の要求弱っている女性依頼者に対し、親身になるフリをして担当者が肉体関係を迫ってきた。
29弁護士の非弁提携「提携している弁護士なら安くなる」と紹介されたが、実際は裏でキックバック(紹介料)が動いている癒着関係だった。
30連絡がつかない(音信不通)調査期間中、何度電話しても繋がらず、不安なまま放置された。

【カテゴリ③トラブル回避!】弁護士が教える予防策

モラルや恐喝などのトラブルは、業者の「質」を厳しく見極めることでしか防げません。

  1. 事務所の実態確認: レンタルオフィスや看板のないマンション一室は避けてください。トラブル時に連絡が取れなくなる(夜逃げ)リスクが高いです。
  2. 全額前払いの回避: 持ち逃げや、報告書の引き渡し拒否(人質化)を防ぐため、支払いは「着手金」と「完了後の後払い」に分けるのが鉄則です。
  3. 担当者との距離感: 密室や車内での面談は拒否し、公的な場所を選びましょう。連絡が遅い、態度が威圧的など、直感的に「怖い・合わない」と感じたら、即座に候補から外してください。

これらの30の事例は、決して「運が悪かった」だけではありません。
多くの場合、**「契約前の確認不足」、「安さへの飛びつき」「、思い込みと焦り」**が原因です。
絶対にその場でサインするのは避け、冷静になれる場所で、サインしてください。

  1. 契約書は隅々まで読む(特に「追加料金」と「キャンセルの条件」)。
  2. 「成功の定義」を具体的に決める(写真が撮れて成功、など)。
  3. 少しでも「怪しい・怖い・強引だ」と感じたら、絶対にサインしない。

もしトラブルに遭ってしまったら、当事者同士で解決しようとせず、すぐに「弁護士」や「警察」に相談してください。

<strong>マダム・ホー</strong>
マダム・ホー

読めば読むほど怖くなったかしら? でも、それが現実。この業界は『海千山千』の魔窟なのよ。……素人が丸腰のまま手探りで歩くには危険すぎるのよ。
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